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一時を悠久の時へ

第13章 約束事

華「淡河じゃだめなの?」

吽「淡河は此れでも神様なので
何かとあるんですよ」

阿「僕達が保護者じゃ嫌?」

華「あっ…やじゃないよ
あ〜ちゃんもう〜ちゃんもだいすき」

慌てて否定するけど

少しがっかりしてるのが伝わる

淡「すまないな華炎
位が高くなれば暇になるかと思えば
返って雑用が増えてな…」

阿「僕は華炎の保護者になれて嬉しいよ」

吽「私もですよ、
それに学校に行く目立たぬようにするためにも
保護者として両親が揃ってるように見えた方が
何かと都合はいいでしょうしね」

淡「そうだな、今は片親も多いが
それに対して偏見を持つやつもまだいるからな」

華「…うん」

今迄の生活を思い出したのか小さく頷く

クシャクシャと頭を撫でる

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