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一時を悠久の時へ

第13章 約束事

阿「お兄ちゃん…にしては歳が離れすぎ?」

吽「そうですね…
華炎は可愛いからいいですけど
こんな大きくて生意気な息子は私も嫌です」

淡「まったく…そりゃ兄じゃ無理があるか…
じゃあ親類とか知り合いとか…
まぁ適当に誤魔化しとけ」

吽「なに急に面倒くさくなってるんですか」

阿「くくっ…まぁいいじゃん
僕は別に息子にしてもいいけどね〜」

俺達のやり取りを華炎は最初

不思議そうに見てたが笑い出す

淡「ん?何がそんなに可笑しいんだ?」

華「だってぇ、
淡河ってここでいちばんえらいんだよね?
なのにお母さんのがつよそうなんだもん」

クスクス笑う華炎はやっと子供らしく見える

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