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一時を悠久の時へ

第13章 約束事

前よりも透明度が増し藍色の筋も色濃くなった

淡「籠目之童女改め華炎之巫女として
此処で二つの世の修行に励め」

そのまま鳩尾に吸い込まれる勾玉

華炎はそんな不思議な現象には慣れたのようだが

キュッと鳩尾を押さえている

淡「大丈夫か華炎?痛んだりするのか?」

今迄は護るために与えたが

これからは少し違うので

多少痛むのかと心配したら

華「だいじょうぶ…なんか…あったかいの」

ニコッと笑った顔に安堵した

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