優しく咲く春 〜先生とわたし〜
第13章 定期検診のお知らせ
早乙女先生が言いつつわたしの敏感なところに分泌物を塗る。わたしの動かしていた指の動きがさらに滑るようになって、気持ち良さも増していた。
知らないうちに腰が浮き上がる。
広げていた足が、震えてきた。
「咲ちゃん、丸を書くように触ってみようか」
言われた通りに手を動かす。
「あっ、あっ、ん、ん、んあ……」
でも、自分で触って達するのが少し怖い。
気持ち良さとそこに飛び込む恐怖を行ったり来たりしながら、もどかしいまま時間だけが過ぎていく。
「なかなか、いけないね。怖いかな?」
そう言われて、頷く。
「じゃあ、わたしが触るね」
早乙女先生と触っていた指を交代する。
くるくると絶妙な刺激がわたしの敏感なところを襲う。自分で触った時より、気持ちいいと思った。