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優しく咲く春 〜先生とわたし〜

第13章 定期検診のお知らせ

早乙女先生はわたしの足の間に、鏡を置く。
映し出された秘部に、目を逸らす。前に優と春ちゃんと同じようなことをしたのを思い出す。

「……恥ずかしいかもしれないけど、ちゃんと見てね」

頷いて、鏡に写った自分のものを見る。

早乙女先生が、触りながら説明していく。

「ここが、いつも触っているところね。クリトリス」

「あっ……」

一瞬すられてドキッとする。

「感度いいね。触ってみようか」

早乙女先生はそう言って、わたしの手を消毒すると、右手をクリトリスのところまで持っていった。

「優しくつんつんって、触ってみて」

わたしは恐る恐るその場所を触る。
自分で触っても、気持ち良さはしっかりある。

もっともっとと言っていた体が、その刺激に喜びを表していた。

「あっ……あっ………んん」

思わず声が出てしまう。
自分で自分の秘部に手を伸ばして、感じてしまっている恥ずかしさと、それを見られていることに、頬が紅潮していく。

「そうそう、上手だね。生理の穴からなにか出てるのはわかるかな?」

余裕がなくなってきて、コクコクと頷く。

「これが月1回、生理前に触った時に、いっぱい出た方がいい。……これくらい出てれば大丈夫かな。こうやって、指で掬って、クリトリスにつけると、もっと滑るから感じやすくなるよ」

「あぁっ……んん」

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