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優しく咲く春 〜先生とわたし〜

第13章 定期検診のお知らせ

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早乙女先生に言われて診察室に入ると、気を失った咲が眠っていた。まだ快楽に耐えられる体ではないらしい。

無理もないか……。

そう思いながら、椅子から抱き上げると、ベッドに横たわらせて服を着せた。
春斗は俺の横で顔を強ばらせている。
俺は、早乙女先生に聞いた。

「……咲、大丈夫でした?」

早乙女先生はさっぱりとした様子で頷いて、治療の様子を話し始めた。

「大丈夫だと思うよ。咲ちゃんには触り方教えたし、自分で触らせてはみた。1人ではまだ無理そうだけど、様子見て手伝ってあげるくらいでいいと思う。まあ、最初の何ヶ月かは、ちゃんと分泌されてるか見てあげた方がいいかな」

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