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ヌードモデルを責めるには

第2章 詩織──相談を受ける

(詩織)

ある日、理恵ちゃんが私の部屋に来た。

恥ずかしかっただろうに、理恵ちゃんは昨夜の自分の裸を自撮りしていた。

パンツ一枚の正面を姿見に映して。
また、パンツまで脱いだ後ろ姿をセルフタイマーで。

ヌードモデルは日焼けもできないというのに、拷問の痕は鮮やかだった。

彼女の相談は、彼を元に戻せるか、だった。

どうだろう。

いっそのこと、完全なSMにまで発展すればアドバイスしやすいのかもしれないが、
今のところはセックスを最大限楽しむための手段といえなくもない。

理恵ちゃんは、乳房を責められても痛みしか感じなくなったと訴えるが、

男性がどんなにはげしく揉みしだいても、たいてい、おっぱいは喜んでるものだ。

(私の、もっと強く揉んでていいよ、という言葉に、
彼は、信じられない、という表情で、おっぱいにさまざまな力を加えてくるけど、私は余裕で快感に換えていけた)

小学校高学年ぐらいの少女たちは膨らみかけの胸に痛みを覚えることもあるが、女子大生1年目の理恵ちゃんがまだ痛いというなら、彼女の胸はまだ成長途中ということなのか。

つまり、個人差だろうか。

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