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ヌードモデルを責めるには

第3章 詩織──拷問にかけられる

私(←詩織、以下同じ)が理恵ちゃんの彼をラブホテルに連れ込んだのは、その翌日。

もちろん、理恵ちゃんには秘密だ。

ベッドの上で、彼の手によって最後の下着まで抜き取られた。

「白いパンティって、脱がすのがもったいないな」

パンティって言うな。

私の「ショーツ」を奪った少年は自分も急いで全裸になった。

あとは、遠慮のかけらもなかった。

私を欲望の対象としかみていない、無理矢理な責め方。

どんなに感じても声をあげないつもりだったが、こんなに乱暴で下手な愛撫なら、感じようもない。

私の冷めかたを見ているのかいないのか、彼はロープを取り出した。

ほんとだ。
彼は女性を縛りたいのだ。

理恵ちゃんは肌が命のヌードモデルとして拒否を続けているが、
それにしても、この少年の変貌ぶりはなんだろう。

抱きあうだけで幸せだから挿入しなくてもいい、なんて言っていた少年が──

愛する少女が痛がるのに、あえて挿入する必要はあるのか、なんて言っていた少年が──

私を縛る。
裸の女を縛る。

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