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社会情勢のはなしっ

第15章 日台友好♪一起加油

世界、特にアジアには親日国(国民全員ではないけれど)が多いです。
そのうちの一国が、台湾っ。

ということで、日台の絡みを少し。

台湾は日清戦争後から50年間、日本の植民地で、給料や学校入学枠等に、日本人との格差がありました。
しかしその後、中国から来た蒋介石(しょうかいせき)国民党からの迫害(+排日教育)に幻滅し、日本統治を懐かしむ声が高まります。
李登輝(りとうき:日本で教育を受けた)総統の働きかけも台湾親日化に強く影響しました。

台湾の人々が日本について語るなかに、日本精神(リップンチェンシン)があります。
日本人から教わった、勇気、誠実、勤勉、責任感、清潔等の美点を指す言葉で、台湾人が誇る気質とされています。

台湾で有名な日本人は数多く、なかには、神様として祀られている森川清治郎(警察官。神としての名を義愛公)や、命日には慰霊祭が行われる八田與一(ダム設計者)もいます。
ほかに、後藤新平、新渡戸稲造、杉浦茂峰、六士先生と呼ばれる教育者6名等々。

日本は台湾で、治安改善、伝染病対策、初等教育普及、インフラ整備、産業育成等を行いました。
世界広しといえど、植民地の人々のために多くの努力をした国、まして、教育を提供した国は、ほかにまずないといわれています(これは、日本の植民地だったほかのアジア諸国についても同じです。更に、植民地ではなかった韓国への待遇は、ほかのアジア諸国より上でした)。

その台湾から尖閣諸島領有権を主張されたことがありますが……
大戦前、日本と台湾は尖閣の海でともに漁をしており、日本漁師が台湾に住んで商売もしていました。それが、戦後に途絶え、台湾側に不満が募ったという背景があります。
2013年に安倍政権にて日台漁業協定(尖閣諸島周辺で台湾も漁ができる)が締結された現在では、良心派台湾人なら問題とならないと思います。


1999年台湾中部大地震では、日本が台湾を支援。
2011年東日本大震災では、日本に駆けつけた台湾救援隊を当時民主党政府がないがしろにしたのに関わらず、多額の義援金を送って応援してくれました。

中国脅威のある現在は更に、日本と台湾が仲良くなっていますね。
台湾政府が認証し、このほど日本が提供したワクチンは、ごく稀に血栓症が起こると聞いています。
台湾の人々が苦しむことのありませんように。

2021,6/7//

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