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社会情勢のはなしっ

第26章 古事記 序

こんにちは。
いつも読んでくださり、どうもありがとうございます。

1章を1ページ内に、できるだけおさめたいと考えています。
何が言いたいのかうやむやな文章になることがありますが、文字数が足らなくなったんだね、と笑ってやってくださいませ。

今日は比較的、気楽~に書こうかと思います(いつも?)。


712年(和銅5年/奈良時代初期)に完成した日本最古の書物、古事記は、

天武天皇(第40代天皇)が集めた言い伝えを
稗田阿礼(ひえだのあれ)が、すべて暗唱し(←Σ(゚ロ゚;))
元明天皇(第43代天皇/女性)の指示で
太安万侶(おおのやすまろ)が書物にしたものです。

上中下の三巻からなり、日本で最初の神様である天之御中主神(あめの みなかぬしの かみ)から、第33代推古天皇までを記しています。

「因幡の白うさぎ(ウサギとサメの物語)」や「ヤマタノオロチ退治(スサノオの冒険)」、「天の岩屋戸(天照大御神)」の話をご存じのかたも多いのではないかと。


上巻の始めのほうには、日本の国づくりの経過が書かれていまして、最初に生まれたのは淡路島。

……古い日本の島々って、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の子どもたちだったんですね。
そこで、男女の交わりのことが具体的に載っていて、焦りました(小学生と一緒に読んでいたもので)(訳者によって、表現方法は様々です)。


で、古事記の序に、古事記を作るに至った動機が書かれていまして、それを抜粋っ。

天武天皇
「各豪族が、自分たちに有利になるようにと、歴史を歪めてしまった。
それを改めずにおけば、正しい言い伝えは滅び、国は再び混乱におちいるだろう。
歴史こそは、国家を根底からささえる力強い基盤である。
偽りを捨て、正しいものだけを残して、後世に伝えたい」

現在の日本にも言えることだなぁ。
どの情報が正しいのかさえ、わかりにくい世の中ですものね。


「え? そこで、そうなる?」っていう展開もあって、古事記おもしろかったです。
ちなみに、うちの小学生は、根の国で
須佐之男命(すさのおのみこと)の髪がとんでもない状態になってることに爆笑でした。

2021,8/20//

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