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Twitterより

第1章 ツイート

“社会人になりたての私に、オナニーを教えてください”

我ながら恥ずかしい、しかし簡潔だと思う文章を見返す。
ツイートと書かれた場所を押したら、タグに反応してくれる方に……
先を考えただけで濡れてしまいそうになる自分を恥じて、また目を通す。

これなら年齢わかるし初心者だって思って優しくしてくれるかな、なんて。
新人社員という要素がさらに濡れるポイントだと思うのは私の感覚がおかしいからだろうか。

勇気を出して、震える手をツイートボタンへ。

ツイートが完了した文字に、思わず息が漏れベッドへと沈む。

緊張した、ほんとに。

まあそんなにすぐ来るわけでもなしに、お風呂に入って気長に待とうと腰を上げたその時、布団の上に放置したスマホが通知の合図を鳴らした。

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