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おにぎり短編集

第1章 あいす


「ちょっと、寝起きからアイス食べたのだーれー」

素知らぬ顔をして、布団に潜っていた。
背中からかかる声に、寝たフリで対応する。
彼はそれで逃げ切れるほど柔じゃない。

……まぁ、アイスを食べたのはわたしだ。

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