
戦場のマリオネット
第4章 愛慾と宿怨の夜会
「なかなかグロテスクじゃない?悪いことしてるみたいで燃えるけど、公爵様の一物は、もっと整った形なのよ」
「では、それは貴女だけの形状だと覚えておきます。貴女の艶めかしい腰を使って、貫いて下さい……公爵夫人……」
「ふふ、ラシュレもかなり酔ってるじゃない」
ずぶぶっ……ぐちゅ…………
夫人の紛い物の陰茎が、私の脚と脚の間を裂いていった。
さっきまでの細い指二本と比較にならない荒らかなものが、十分に潤っていた蜜壺に飲まれて、私の内部をかき乱す。無数の突起があちこちを攻撃している。
夫人は腰を押しつけては引き、引いては押しつける動きを繰り返す。その弾みに私の腰も乱舞する。寄せては返す波のような銀白色が、私の理性をもぎ取っていく。
「はぁっ、……ん、はぁ……ァッ……」
「ラシュレ……貴女は私の、チェコラスのもの……私が貴女の純潔を奪ったの……六年も経てば塞がってしまうこともあるから、今度はちゃんと、私のものにしてあげる……」
