
戦場のマリオネット
第5章 真実と本音
朦朧とした意識をぎりぎりのところで保つ私は、ギャフシャ夫人の命じる通りに下着を外してボトムを下ろし、最後の一枚まで落とす。その足下に跪く。額を床に擦りつけるよう凄んだ夫人は、私の後頭部にブーツの靴裏を叩き落とす。
夫人は私を四つん這いにして、女の割れ目も尻の窪みも笑い声を立てて犯した。眠くて何の感覚もない。
横たわって見上げた先で、ギャフシャ夫人が長いスカートを捲り上げて彼女自ら下着を下ろしていた。台に尻をかけて股を開いた彼女の割れ目が、肉と黒ずみの混濁した色彩を放つ。
「食事も与えられてなかったんでしょう。啜って良いわよ」
「……はぁっ、っく……」
「ほら。起き上がれない?可哀相に……チェコラス最高の実力と言っても間違いではなかった貴女が。でも来ないと、例の王女の件、私には貴女が自白したって、でっち上げることも出来るのよ」
私は床に手をついて、肩を上げる。伸ばした手を台にかけて、重い身体を引きずる。
ギャフシャ夫人の脚と脚の間に舌を伸ばして、肉襞を撫でて、その太ももにしがみつくようにして愛液をしゃぶり上げながら、私はイリナに会いたくなる。彼女を染み込ませた指さえ、きっとあの日のままにしておけない。
