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戦場のマリオネット

第3章 懐柔という支配



「無様なお前に教えてやるさ」


「え……?」


 イリナの脚と脚の間の洪水は、私の指を三本まで容易く飲み込んでいた。ほぐれきったというよりは、緩みきった彼女の入り口。

 借りたブラウスが血で汚れないよう、私は袖を捲り上げた。


 ズブズブっ……ぐちゅぅ……


「っく……う……」


 粘膜の窪みをひと思いに押し広げ、手首までこじ入れていった。

 例の廃屋で、腕ほどの直径の鈍器でイリナを犯したことがある。しかし狙うべき場所だけを確実に破壊するには、じかにそこを探り当てる方が早い。


「いやっ!……深い……ァッッ……もぉっ……いたっ……」

「深くしてるんだよ。イリナ知ってる?愛玩動物や家畜の中には、人間の都合で繁殖機能を止められる子もいる。イリナにも不要なものだよね?」


 ぐちゅ……ぬちゃ……


「ひっ……いや……あっ…………


 ア“ァ“ァァァア“ア“ア“ァァアアアッッ……」


 ひきつけを起こしたような絶叫が、イリナの喉を突き上げた。

 ぼたぼたと生温かいものが内股を伝って、予め敷いておいた布に赤いシミが広がる。

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