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貴方はもう用済み

第1章 崩壊する関係

服を全部脱ぐ様に言われ自分だけ脱ぐのが恥ずかしかったけど、結局は智子に言われるがまま裸になり椅子に腰掛ける自分。

『じゃあ・・・少し動けなくしちゃうけど・・・怖くない?大丈夫?』

『うん。大丈夫。全部智子に任せるから』

『ン❤️ありがとっ♪じゃあ用意するからそのまま動いちゃダメだからね?』

クローゼットの中から通販の段ボールを取り出してきた智子

『何それ?』

『ふふ♪今日のためにね。色々と準備したんだよ』

『そうなんだ。凄いな。』

『でしょう?じゃあ始めるね。手すりにそのままだと多分痛くなっちゃうからタオル敷くよ』

椅子の腕置きの所にタオルが敷かれその上に自分の腕を乗せる。

更に段ボールから赤いロープを取り出した智子

『け、けっこう本格的な感じ?』

『もちろん♪こんなの初めてだしお互い忘れられない思い出にしたいもん♪』

いつも通りの明るい彼女の表情に少し感じた不安は嘘の様に消え去っていた

赤いロープをピンと伸ばしてから

ゆっくりと手首にロープが巻かれる。一度キュッとロープが締められる。

そこからグルグルと肘の関節までロープが巻き付けられもう一度キュッと締められる。

『キツくない?大丈夫?』

『うんキツくは、ない・・・けど・・・』

全く動かせそうにない。

『うん。じゃあ次は左手ね』

左手も同様にあっという間に腕置きに括りつけられる。

肘から手首までロープで縛られただけで椅子から立ち上がる事ができない。

『もう・・・大丈夫だろ?コレ動けないよ』

『ふふ。何言ってるの?まだだよ?もっと動けなくしちゃうんだから♪』

段ボールから更に赤いロープを取り出し、今度は肘から肩までを胴体と一緒に巻かれる

昔、なんかの映画で電気責めの拷問シーンでこんな場面があった気がする。

胴体に巻かれたロープは椅子の背もたれに括りつけられる。

もう完全に椅子から離れる事ができない

もうさすがにやり過ぎ・・・と思ったけど

更に段ボールから赤いロープが智子の手に握られていた。

『ちょっと待って・・・まだあるの?』

『えー?だってまだ足縛ってないじゃん?』

まるで当たり前のように言う智子。

膝を曲げられたまま椅子の上でM字開脚の姿にさせられる。更に余ったロープで腕置きに引っ張られて開脚したまま足を閉じる事もできなくなった。

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