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🕯️悪夢の神様🕯️

第6章 放火犯の素顔


その火災では死者を出していないのが幸いだ――――…


だからか?


未來ちゃんの予知には、検索した地区の火災の件は無く、死傷者が出る予定だった俺のアパート火災を初めて予知し見たのだ!


「しかし、今回は――――見方がいつもと違う…と、未來ちゃんも焦っていました!放火の瞬間を見たみたいで――――」



俺は、未來ちゃんの書いた新しい予知のページを開いた。



そこには、日時と場所…放火犯の容姿が書かれていた。


場所は、赤い屋根の小屋がある家の前――――…と、住所とかじゃないのが難点だが、店とかなら店名で検討がつくと言っていた…。

今回は他人の敷地内にある小屋の前ときた――――…場所特定には時間がかかる。


△△△地区が資源紙回収日…と、解っているが…その地区にマンション、アパート…一軒家を合わせれば300軒以上ある……。



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