
🕯️悪夢の神様🕯️
第7章 勇気の結末
「え!?英雄の松原君に恋人ですか?」
更に、その後ろからぼっちゃりラガーマンの小林さんも顔を出した!
――――仲良し三人組か!
「今日もパトロールですか?あ~今週末でしたもんね…資源回収!」
「あぁ!念をには念を入れないとな!」
――――キュッ…
「ん?どうしたの――――未來ちゃん?ほら、変態三井だぞ~火災現場でお世話になってない…消防士だぞぉ~!」
「三井隊長…すごい言われようですね…」
未來ちゃんの緊張をほぐそうと…変態三井をディスってみたが…、未來ちゃんの震えは止まらない!
「――――どうしたの?彼女さん…震えてますよ?」
未來ちゃんの異変に気づいた小林さんが手を差し出す――――
が!
「やめて――――触らないで!ガソリンの臭いがする!」
と、今日イチの大きな声をだした!
手を振り払われた小林さんはビクともしないが…その顔は驚き――――と、言うより…強ばっていた!
――――ガソリンの…臭いが…する?
