
🕯️悪夢の神様🕯️
第7章 勇気の結末
小林さんの顔がみるみる鬼のように変化していく!
――――え?マジか…?
「ちょっと…松原君……なんだか突拍子もなくて返答に困るじゃないか。ほら三井隊長だって困って――――…あれ?三井隊長?」
藤谷さんは俺の言ったことを真に受けず、聞き流そうとしていたが、変態三井は徐々に変化していく小林さんの表情を確かめていた。
「確か――――小林の所は…母一人子一人で消防に入るまで苦労してきたと…言っていたな…」
「――――…」
変態三井の問いかけに小林さんは答えなかった。
「もしかし――――ここ三件の不審火は…」
確信に迫るような変態三井の問いかけは続く!
