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🕯️悪夢の神様🕯️

第7章 勇気の結末


未來ちゃんは俺の後ろに隠れブルブルと震えていた。


「――――お母さん…の自慢の息子になるって……呟きながら……火を…つけてた」



小声で俺に耳打ちする未來ちゃんはこちらを睨み付ける小林さんに怯える。


「――――やっぱり…海外のニュースの模倣犯かよ…。母親はそんな活躍望んでねぇのにな…」


火事があって出動する息子はさぞかしか…格好よく…逞しいヒーローに見えたのだろう!


「俺は――――両親と不仲なもんで…親が喜ぶ顔なんて見たことないし、見せられたこともね~から…わかんねぇけど……不正までして喜ばす意味あんのか?」



「うるさい……」


やっと口を開いたと思ったら――――…小林さんは俺の言葉に怒りの表情を出した!






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