
🕯️悪夢の神様🕯️
第7章 勇気の結末
「私も…分かりませんが――――…あの人から…どんどん情報が入ってきて――――気持ち悪い!ガソリンの臭いが強くなってきて…る…し…」
未來ちゃんは今にも吐きそうなのか、口許を押さえ涙目で俺にしがみつく!
――――情報が流れ込んでくる?
寝てもいないのに…流れ込んできた情報に未來ちゃんはつらそうだ…しかし、いきなり――――なんで?
そう思い…辺りを見渡すと…
小林さんの大きな体から生み出された影が……未來ちゃんと俺に重なっていた!
――――まさか!小林さんの…影に触れたから?
俺は、未來ちゃんをスッと小林さんの影から外れるように移動した!
すると、呼吸がスムーズになったのか…未來ちゃんはホッとしていた。
