
🕯️悪夢の神様🕯️
第7章 勇気の結末
「お、俺が――――消防士になって…まっ、母は喜んでくれたんだ!ヒーローに憧れたっていいじゃないか!それと――――事件とは……関係ない!」
なんとも歯切れの悪い言い方に…警戒していた変態三井が小林さんに疑いの目を向ける。
「――――お嬢さん…放火現場で小林を見たって言うのは…本当ですか?場所と…時間…言えますか?」
変態三井は小林さんを経過しつつも俺たちの話は半信半疑って所だろうか?
藤谷さんは「いやいや…まさか!」と、相変わらず信じていない。
「一回目…――――」
小声だが未來ちゃんは小林さんが関わっているであろう放火の日にちを俺に耳打ちしてくれた。
「――――え?人の生死に関係ないと…その夢は見ないんじゃなかったの?」
俺は、あまりにもしっかりと日時と場所を言う未來ちゃんにし聞き返す!
