🕯️悪夢の神様🕯️
第7章 勇気の結末
「ってことは…お前!惚れた男に――――ひどい仕打ちじゃないかぁぁぁぁぁ!?振り向いてもらえないからって――――違う男を使って化脅迫は卑怯じゃろがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
突然発狂した小林は――――隅で隠れていた未來ちゃんめがけ突進した!
「ヤバい――――!」
ヒラリと小林を交わしたことが仇となり…未來ちゃんのガードから外れたことを後悔する!
「キャァァァァ!」
未來ちゃんの悲鳴が住宅街に響く!
――――ヤバい!間に合わない!
このままでは――――未來ちゃんの夢が…的中してしまう!
――――が、俺が駆け出すよりも早く!
未來ちゃんの前に壁を作ってくれたのは!
変態三井と藤谷さんだった!
それどころか!
「うっ――――せいやあぁぁぁぁぁぁぁあ!」
と、変態三井が巨漢の小林を柔道技で投げ飛ばしたのだ!
「おおお――――!さすが、三井隊長」