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🕯️悪夢の神様🕯️

第7章 勇気の結末


「それにしても、少女が岳の姪子さんだったとは!恐れ入った――――目撃情報助かった!あの後、細かく周辺の防犯カメラをチェックしたら、火災の前に小林の姿が何件か確認できた!お手柄だったよ少女よ!」



「――――そうか…未來ちゃんが…」


岳さんは、ホッと胸を撫で下ろすと俺に視線を向けた。


「皇輝君――――ありがとう…」


「///いや!俺は、マジでなにもしてないので!小林を見たのは未來ちゃんだし、取り押さえたのは変態三井だし!お礼は…違います…」



――――それに、この二人がいなかったら…未來ちゃんは…アイツに突進され…怪我をしていたに違いない!


「いや――――小林の性格を知ってか知らずか――――…煽りに逆上した事で捕まえられたのだ!立派だったぞ!

だがな――――あの煽り方は…良くない。あの場に我々しかいなかったから良かったものの…野次馬がいたら…いい気分はしなかっただろう。たとえ――――君が正しく、アイツが犯罪者だとしても――――…あの煽り方は…感心しない」


「ぅ――――はい…」


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