🕯️悪夢の神様🕯️
第10章 女王蜂の巣
未來ちゃんの顔はどんどん赤くなり、最後は後退りするように俺から離れていった。
「え~…なに?なに?気になるぅ~」
「自分の胸に手をあてて…よ~く考えてください!今、何を考えていたか!」
――――へ?今は…
「キスでもしちゃう?――――って、考えてた…」
さっきまで考えていたことを口にすると、未來ちゃんの顔がたちまち真っ赤になった!
「///そ、それですよ!!!それ!」
「///あれ?俺の考えて…見えちゃったの?」
また、顔が赤い未來ちゃんは困惑したようにうなずいた。
「///へへへ~…隣にいるし…ピッタリ密着されると……男なら考えるっす!」
俺は、未來ちゃんをまっすぐ見つめ――――ガッツポーズをした!