🕯️悪夢の神様🕯️
第10章 女王蜂の巣
「でも、何処にでもありそうじゃないか?特に…グループアイドルの衣装とかでよく見かける色じゃないか?」
「コスプレ衣装には多いと思いますが――――…一瞬…校章のモザイクかけをし忘れている所がありました…」
マジか…なら、確定じゃないか――――っ!
そして、ハッと息を飲む…最終的には風俗…勤務?となる彼女に…
なんとなく嫌な予感がした。
――――と、背後からも…嫌な…気配がした…
「こ~…おぅ~…きぃ~…?」
ヒエ!?
ヤバい…後ろ…振り替えれない!!!
「あ――――…岳さん」
あっさり振り向いた未來ちゃんの言葉に…
俺は更に…凍りつく!
――――こ、殺される!
「美希さ~~~~ん…変態三井に…ホテルで待つように伝えておいてぇ…」
「すんません――――!すんませんでしたぁぁぁぁぁぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
俺は…人生初の――――立派な土下座をするが…
怖くて岳さんの目は見ることが出来ませんでした……。