🕯️悪夢の神様🕯️
第10章 女王蜂の巣
「なら……ネット配線の点検員として来るのはどうかしら?
時代の流れで、学校におけるネット環境の充実は…生徒の確保に大きく影響しているらしく――――…その準備を始めているのよ」
「古典的ですが、いいと思います!早速、明日――――!皇輝さん、明日学校に来れますか?」
一言余計だが、未來ちゃんは目を輝かせ俺に明日の出動を命じる!
「バイトですが!未來ちゃんの頼みなら…仕事を店長に押し付けて向かいます!」
「ちょっと……ちゃんと、仕事はしなさい!午後からでもいいし、変な話し明日じゃなくてもいいんだから…」
――――う…ごもっともな意見に、俺と未來ちゃんは「すんません」と、頭を下げた。