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🕯️悪夢の神様🕯️

第11章 女王蜂のキツネ


それからは…


手を変え品を変え――――桂は、生徒を保健室に集まるように動いた…


そして、いろんなパターンを試したが…


三年前の彼女を参考にしようと――――…虐め→助け→盗撮…の流れを作り…


保健室に生徒を呼ぶ口実を作った。


そして、セイフティルームだと思い通う生徒を次から次へと食い物にした。



ここで息を吐く桂に――――…


間宮は…かなり怖い顔で怒鳴りたいのを我慢している。




「で――――今回のターゲットは…未來ちゃんだったって訳ですか?」


俺は、ゆっくり息を吸うと…桂を睨む。


「ええ――――…登校拒否から脱しようと頑張る藤橋さんには…興味があったの…しかも、彼氏がいるって言うじゃない?彼氏がいるのに――――理不尽に蹂躙される少女の涙は…やっぱり…テンション上がるじゃない?だから…しかも、今回は虐め風景もDVDに入れ込むから………///売れるわよ!」



「おい、オス女!お前――――…」



「三年前って!!!鈴木さんの事じゃないの?あれは…あれは――――貴女が!?

それに……その姿……!

ここでの貴女の…振る舞いは?やって来たる事は!?…全部……全部……我々を騙していたってこと?!」



震えながら間宮は、まだベッドに座り河野さんの頭を撫でる彼女を問い詰める!

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