🕯️悪夢の神様🕯️
第12章 愛って…なんだ!?
何時間も警察から事情を聞かれ――――やっと、俺たちは家に帰された。
「つ――――…疲れた…」
俺は、ぐったりだった…
何でかは分からないが……、あの大量の情報に頭がパンクしかけたからだ!
「み、未來ちゃんって…あんなの毎回…見てるの?」
恐る恐る聞くと、未來ちゃんは「ん~…」と、考え――――…
「いつもはあんなにハッキリと大量には見えません!皇輝さんと繋がっていたからでしょうか?側にいるだけでも、そこそこ見えますが…あんなにグワッて、来たのは始めてです!」
――――グワッって…確かに…グワッと流れてきたからなぁ…
「――――毎回…アレだと――――…脳ミソ破裂するっす!」
「ハハハだよねぇ~…気をつけるよ!」
未來ちゃんはなれているのか、ごめんね?と、可愛く手をあわせて小首を横に傾けた。
――――かわいいから…許すっす!