🕯️悪夢の神様🕯️
第16章 命の重さ
未來ちゃんは…うっすら目を開けると…
再び瞳を閉じた――――…
そして…
俺の唇を…
舌を出し――――触れてきた。
「////……あ…」
初めて――――…
初めて…
未來ちゃんから…俺に触れてきた……
俺はその――――未來ちゃんの濡れた…舌を…唇で挟み…
俺の舌で…撫でた――――。
舌と舌が触合い…
俺たちは…
――――…深い…口づけを――――…した。
指を絡め――――…
舌を絡め…
互いの足を絡め…
俺たちは――――…
唇を求めあった。
深く――――深く…
そのまま――――
深く…沈むために…