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🕯️悪夢の神様🕯️

第17章 真実の悪意


話を聞く限り…今日の主役は豪快な方らしい…


そして、店に付くと早速仕入れた花の仕分け、花束と花飾りの二手に別れた。


倉庫に近い店だが、夜までに大量の花束と花飾りを作るのに…いったい何時間かかるのやら…。


俺と未來ちゃんは、どんどん運ばれてくる花を、作業している美希さんと岳さんの所まで運ぶ仕事だ。


店の中はどんどん色鮮やかな花で溢れ始める。


「もう少ししたらパートの人が来るから――――それまで頑張って!」


「うっす!」

「は、は~ぃ…」


俺は体力があるから全然平気だが、


最近まで引きこもりだった未來ちゃんには…水の入った花バケツを動かすだけでもかなりの労働だと思う。





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