
🕯️悪夢の神様🕯️
第17章 真実の悪意
それでも、頑張って花バケツを運ぶ未來ちゃんの姿――――…
マジで…天使…
「花に囲まれた…未來ちゃん…マジで天使」
「冗談――――今は…勘弁してください…余計に疲れる」
――――あぁ~…辛辣…たまらん!
邪魔認定されゾクゾクしていたら、未來ちゃんだけではなく、美希さんや岳さんからも冷やはやかな視線を頂いた。
と――――その時、奥のドアからパートのおばちゃんたちが「おはよございます」と入ってきた。
1人2人と入ってくると、店先で花バケツを運び込む俺たちに気がつき「あらぁ~!」と、ザ・おばちゃん仕草でwelcomeを表現してくれた。
