
🕯️悪夢の神様🕯️
第19章 ダイバーの役割
「――――ぁ…」
「あ、お…おはよう」
目をゆっくり開ける未來ちゃんに一瞬動揺したが…笑って再び頬にキスをする。
「///朝から……何してるんですか?」
「モーニングちゅ~…かな?」
寝起きなのに冷めた視線を俺に向ける未來ちゃん!
――――あっ、ヤバい……この冷ややかな視線…癖になりそう!
「夢――――…阻止しないと…」
変な顔になっている俺を無視して、未來ちゃんは呟いた。
タイムリミットは10時…
「あのバスに運転手を乗せない――――…それが出来れば…運命は変わるかも知れない!」
未來ちゃんはコクンとうなずき俺のうでの中から出た。
もっと抱きしめていたかったが…ここは時間がない――――と、言い聞かせ自分を納得させた。
