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🕯️悪夢の神様🕯️

第19章 ダイバーの役割


目を覚ますと…


俺は布団の上で未來ちゃんと手を繋いだままだった。


手首にはピンクのリボンが結ばれ…ビジョンに入った時のようだった。


チラッと時計を見るとすでに起きる時間だと気がつく。


「未來ちゃん――――…」


声を出してみると、歪みがないことにホッとする。


横にいる未來ちゃんを見ると…涙が頬へ流れるのが見えた。



「未來ちゃん…大丈夫だよ…」


俺は身を近づけ未來ちゃんを抱きしめた。


そして、涙に濡れた頬に口づけした。



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