🕯️悪夢の神様🕯️
第19章 ダイバーの役割
俺は手にしたバケツの中を見て…「あっ…」と、声をだす。
数本ではあるが花が残っている…
「悪い…水――――入れてやるよ」
俺はバケツを手に業者用の入口から中に入り、水道を探した。
すると、保健室――――の表札の近くに水道を発見。
そそくさと、バケツを置き水を貯めはじめた。
と、その時――――…
「先生!」
と、一人の生徒が慌てて保健室に駆け込んできた!
「用務員の津川(つがわ)さんが!いきなり倒れて!」
と、早口で言う。
「先生――――早く!救急車は合唱部顧問が手配しています!先生は一緒に来てください!」
合唱部の部長なのだろうか、慌てて来た生徒は保険医の手を掴み保健室を出ていった!
もちろん、保険医の手にはAEDが見えた。