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「は？」

くるみちゃんは、意味がわからないのか目を丸くして俺を見る。


「――――“は？”だよな？俺もよくわかんねぇ～し…説明すんのもめんどくさい」


「お、おい…皇輝…」


俺の雑な言い方に店長が呆れたように声をかける。



「説明しても理解できないし――――する気もないだろ？
あの日――――あの時…くるみちゃんは、合唱部の皆と死ぬ予定だった…」



「でも、私は死んでない！」


「そ、それは――――…コイツが…阻止したから…だ…」


その言葉にくるみちゃんが横沢を見る。




「俺も――――…予知夢を阻止してもらった…から…」



横沢は俺たちに命を助けてもらった敬意もあり…少し身を縮め発言する。