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🕯️悪夢の神様🕯️

第22章 それぞれの望み


秋も深まり――――…日中でも少し肌寒く感じてきた頃、私は放課後で1人教室の席に座り校庭を見ている上田さんを見かけた。


「……」


こう言うとき…コミ障は何て声をかけていいのか戸惑う。


――――こう言うときに美希さんのコミュニケーション能力を尊敬してしまう。



「……」



困った――――…教室に入ろうか…やめようか悩んでしまう…。



ま…教室に入らないと鞄を取れないのだから入らなくていけないのだけど…。



「……」



気まずい――――…。



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