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「今から――――就職に転進って…無理かな？」


――――なっ、彼女も就職希望組！？仲間だ！


など、一瞬嬉しくなったが…



あれ？上田さんって…特待生枠じゃなかった？



「あ…就職――――希望なの？」


やっと、出た声はちょっと震えていた…最近は皇輝さんとおしゃべりをする時間が長いから大丈夫だと思ったのに…


言われてみれば…私…学校で間宮先生以外とあんまり話さない！


ど～りで、声が出にくい訳です…。


いやいや、そんなことより…私の質問に彼女は首を横に振っていた…。



――――ん？就職希望じゃないってこと？



「…私――――…どうしたら…」



彼女はうつむき――――…額を机につけた…。



――――わ…分からない…



就職希望なの？進学希望なの？



いや、そもそも…何で悩んでるの？


私は鞄を握りしめたまま…彼女を見つめた…



――――ごめんない…貴女の言動が…私には分かりません…。



助けて！皇輝さん！