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🕯️悪夢の神様🕯️

第23章 魔女の頭


パトロール中の三井と出会った未來ちゃんは、何か聞きたいことがあったらしく変態を家へと招き入れたようだ。




「お?三井――――いらっしゃい」


「おう、お邪魔する!で、お嬢ちゃん自分に聞きたいことがあるとかないとか?」


三井にお茶を出しながら未來ちゃんは目を泳がせる。



「――――クラスの子が…家出?失踪?したんだけど…何か情報ないかなって…思って…」


未來ちゃんは、先月家族関係で悩んでいそうな同級生が突然いなくなった事を話し出した。


未來ちゃん自身も接点がなく――――…いなくなる前にちょっと話をしただけだと言うが…


彼女が失踪する前に最後に会話した同級生が自分なんじゃないかと……気にかけているみたいだった。



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