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🕯️悪夢の神様🕯️

第23章 魔女の頭


「あの人は――――少し一人になって考えた方がいいと思う…」


そう言う横沢を支えるように彼女はそっと寄り添った。


ギャルなわりに…行動が奥ゆかしくて――――ギャップ萌か!?と、言いたかったが…黙っておいた。



「そうだ――――…なら、俺らも報告します!小林の裁判が終わり…実刑が確定してちゃんと服役してます!毎日、母親と手紙のやり取りをしているそうです!マザコンは…直らないみたいです」


藤谷さんが、放火魔である元消防士の小林の近況報告をしてくれた。


まだまだ、刑務所から出ることはないが――――…母親との手紙のやり取りで精神は安定せいてるらしい。



「ま…再来年には出てくるから――――…今度は親孝行するんじゃないか?」


そう言う、三井は月子さんの作った金目鯛の煮付けを頭から食べ始めていた。


――――グロい!グロい!!!頭から丸呑みしてるみたいで怖いって!



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