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🕯️悪夢の神様🕯️

第24章 誘惑


「へ、変なこと言ってないで…仕事してください!」


私は、入り口にのれんを出しに行く。



も~…高校を卒業したら皇輝さんの発言がやけにすストレートになっていってる気がする。


最近は、変に意識してしまうのか…あんなことを言われると……



どうしていいかわからなくなる。



「もう……顔が熱い……」


店の入り口で首筋に手を持っていくと少し火照っているのがわかる…。


「///――――もう…変なことばっかり…言うんだから」



ため息をつき顔を少し押さえ店に入ると、着物の袖をたすき掛けで邪魔にならないようにしている皇輝さんが視界に入り戸惑う。


好き好き…言うのに…ちゃんと“付き合って欲しい”って言わないのは…


本気じゃないからなんだろうけど…



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