🕯️悪夢の神様🕯️
第24章 誘惑
「――――は?」
今――――自分の考えに…ビックリして…歩みを止めた…。
――――は?“付き合って欲しい”って言われたら…私は付き合うの?
いやいや…違う…違うよね?
だって、皇輝さんは――――そんなこと…言わない…し…
引きこともりの私の状況をど~にかしようって…正義感だけで一緒にいるんだもんね?
こんな――――面倒くさい女と…付き合いたいとは思ってないはず!
キス――――とか…しちゃったけど…
あれから何もないし!?
求められてないし!?
「違う――――よね?勘違いしちゃ…ダメだよね?」
私は、自分の中にジワリと湧いた感情を足で踏みつけ違うと頭を振った。
「――――あの…やってますか?」
「ヒッ――――!?」
私は後ろから、突然声をかけられ驚きに飛びのいた!
「いっ――――いっ…いらっしゃい…ませ…」
振り向き、挨拶をすると――――そこには…細身の男性が立っていた。