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🕯️悪夢の神様🕯️

第24章 誘惑


「未來ちゃん?ど~したの…顔色悪いっすよ!?」



食器を持ったまま…テレビの前で固まる私を心配そうに見つめる皇輝さんの姿に――――少したが…ホッとした。



そうだ――――…


私は一人じゃない…



不安――――違和感――――…疑問…


全て抱え込み私は約5年間を無駄にしてしまったんだ……


もう――――狭くて暗くて…救いのないあの部屋に閉じ籠りたくない!







「皇輝さん――――…あのね…」



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