🕯️悪夢の神様🕯️
第24章 誘惑
皇輝さんに説明すると――――驚いたように私を心配し始めた。
「えっ!?大丈夫?マジで大丈夫?――――えっ、そいつら…つ~か…戸次さんが?ん~~~~~マジかぁ~…え?未來ちゃんマジで何もされてない?」
夢の中の話さしをしてここまで心配されるとは思わなかった私は…ちょっと皇輝さんに引く。
「今日は俺も一緒に店に出られるから――――…注意しよう!」
「ちょ…ちょっと…過保護じゃないですか?」
「は?過保護って――――…いやいや、未来の嫁を守るもの…俺の立派な役目っしょ!」
――――は?誰が未来の嫁!?
私はさらに一歩心配そうに引いた。