テキストサイズ

🕯️悪夢の神様🕯️

第25章 救い出す定義


「皇輝さん!――――くるみが…くるみがバカな真似をするのは…いつですか!?場所は、学校…学校の音楽室ですよね!それより――――今…くるみは虐めにあってるのですか?孤独で…泣いていたんです!」


未來ちゃんは音楽室でのくるみちゃんの姿に動揺していた。



「ハァ、ハァ、ハァ…だ、大丈夫――――…日付も…犯人も…見ている……止められるし……」


「は、犯人…そうですね――――あの…合唱部の先輩ですね!それより……あの場にくるみを向かわせないようにしたいです!あんな…嫌がらせ……」


未來ちゃんは、涙を流しながら…「止めないと…やめさせないと!」と、何度も繰り返し呟く!



「大丈夫――――大丈夫だよ…俺が…悪夢を叩き潰してやる!」



俺が拳を未來ちゃんに見せると、安心したのか…涙を拭きながらうなずいた。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ