🕯️悪夢の神様🕯️
第26章 悪夢の結果
『まて――――…お前は誰だ…なんで…』
しかし、ビジョンは録画した画像を見せられているようなもので…こちらからは…記憶に質問や行動を止めるような事が出来ない!
『いずれは――――…業務を再開するけど…、君に見つからないように…慎重に行動するようにするよ――――…しかし、世界は広いね…探したら君のような能力者をみつけることができるかもね……それとも…君だけかな?』
男はニヤリと笑い――――…暗闇に溶けていった!
「うっわぁ!」
「ちょっ、松原君――――大丈夫か!」
「少年!いきなり動かなくなって焦ったぞ!」
「――――うわ…ハァハァ…マジで…気持ち悪い…」
「まだ、ビール一杯だぞ?酔うには早すぎないか?少年よ…」
三井の心配そうな顔に一瞬ハイテクやろうかと思ったが…
俺は、呼吸を整え…十勝に告げる…
「逃げた――――『復讐コンサルタント』」
「は?」
意味が分からないと言う顔で俺を見た十勝は、ハッと――――すぐにスマホで何処かへ連絡した。
「――――マジか…跡形もない?そうか…引き続き…よろしく頼む」
十勝は通話を終えると俺を見た。
「数分前に――――『復讐コンサルタント』のサイトが消えたそうだ…バックアップしていたデータも…一緒に忽然と消えたらしい……まさしく逃げた…ようだ』