🕯️悪夢の神様🕯️
第27章 【最終章】続く悪夢と現状維持
「皇輝さん――――ごめんね?昼も親子丼だったのに…夜もこれで…」
申し訳なさそうに俺を見る未來ちゃんの可愛さに…俺はキュン死に寸前である。
「うわ…昼も親子丼食ったんですか?」
「は?昼だけじゃねぇ~よ!3日間親子丼だぜ!最終チェックの前だとかで…ここ最近…親子丼熱が高まってるんだよ!親子丼って言葉を耳にしただけで…俺は吐ける自信がある!」
俺の言葉に、横沢はあきれた顔をする。
「ごめんね、本当に――――…流石に…親子丼に飽きて…美希さんと岳さんは外食しにいっちゃったから……個数余ってて」
「いいってことよ!俺は未來ちゃんの作る飯なら……一生親子丼でも…食えるっす!」
ガッツポーズをすると、横沢も未來ちゃんも可哀想なヤツを見る目になる。
――――失敬な!