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🕯️悪夢の神様🕯️

第3章 新生活と下心


「我が家は、日中は私と岳君がいるから何とか…未來を見てこれたけど、夜――――店舗に行っちゃうと…正直――――心配だったのよ!最近は、レンタルで借りたDVD見て過ごしてるみたいだけど…夜中に一人ってのはねぇ――――、前は母さんがいて何とかなってたけど…昨年から仕事でホテルでしょ?金には困らんが人手不足でてんやわんやよ!」



「ちょ…美希さん――――早口でなに言ってるかさっはり…」


俺は美希さんのマシンガントークについていけず…岳さんを見る。


「――――ま、未來ちゃんが心配って事だから…君にいてほしいってことみたいだよ――――でも、起きてる時の“予知”のトリガーが皇輝(こうき)君だとすると…不安要素も」



「でも、未來が何事もなく寝れるなら!“予知”なんて怖くなくなるかも!」



――――なるほど…“睡眠障害”が基本にあり…なのでそこを改善されればOKって事らしい……!



「店で聞いたんだけど――――昨日の火災で…アパート全焼なんでしょ?それって君の家でしょ?なら、つぎ――――すむ場所が見つかるまで…我が家にいなさい…これも何かの縁だわ」


「――――え///美希さん…///カッコいいっす!」



美希さんの提案で、俺は当分の住みかを確保したと同時に、未來ちゃんの“専属睡眠補助マシーン”として、よく分からない役目を与えられた!





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