🕯️悪夢の神様🕯️
第4章 キスの種類!?
「ま~、複雑な家庭はどこにでも転がってますからね!大丈夫、大丈夫!って、事で――――週7で日中OKなんで!」
「週7って…労働基準法で俺がパクられるって!――――まぁ、住む場所が見つかったのはいいことだし…お前ばっかりに夜間頼むのも気が引けてたからな。よし、調整してみるから――――今日と明日は休みを取れ!まずはゆっくり休んでくれ」
有り難いことに、給料の前払いまでしてくれた店長に俺は頭が上がらないだろう!
「///現金はマジで有難い!服も…今日は岳さんの借りてるけど……全体的に小せぇ~んだよ…」
店を出て、未來ちゃんの家に戻ると――――…何やら美希さんがバタバタと走り回っている!
「ただいま――――って、美希さん…何してるんですか?」
「あっ、おかえり!シフト変更できた?そろそろ、岳君が仕入れから帰ってくるけど――――…未來が怒ってて!」
朝早く花の仕入れをし、仕事場に置いてくると言う岳さんの代わりに…美希さんが未來ちゃんに俺の同居の件を話すと言っていたが……
失敗したらしい――――。