
みせてあげるね。
第2章 ネットの友達
「わぁ〜、あったかい・・・ん??
あぁっ! うさぎさん・・おしっこしちゃったみたい」
うさぎの体の温もりだと思っていたが、濡れている感覚におしっこだと気がつく。
まるで私がおもらししたみたい。
透君は私の腰に自分の服を巻いて隠してくれた。
「もし、嫌じゃなければ、俺ん家近くなんだけど・・・洗濯させてくれないかな?
も、もちろん!変なことはしないから!!」
あまりに慌てて言うからおかしくなって笑ってしまった。
「ありがとう。
じゃあ、お言葉に甘えてお願いしちゃおうかな」
くすくすと笑いながら車に乗り込む。
